GTD®レポート

年度末の大掃除にGTDはいかかでしょう

昨年の話ですが、師走のさなかにGTD®セミナーにご参加いただいた方から、「年末に仕事の整理をして新年を迎えたいとリサーチしていたら、このセミナーに辿り着きました」というコメントがありました。

確かにそういう区切りにGTDを活用していただくと、スタートとしてのモチベーションも上がっていいですよね。

s-図1

さて、年末の大掃除でスッキリして、清々しくお正月を迎えたものの、いざ新年が始まってみるといきなりスタートダッシュで少々追われ気味になっていたりしませんか?

メールは相変わらず送られてきて、気にはなっているが、なかなか手がまわらずにいる受信箱をそのままにしていませんか? (うう、心が痛い…)

メール 05936XSmall

このままではなかなか負のスパイラルから抜けられませんし、生産性も上がるとは思えませんね。どうすれば、うまく整理して、このスパイラルを断ち切ることができるのでしょうか?

片づけて整理する方法にもいろいろありますが、例えば、「要るモノと要らないモノに分ける」というやり方があります。

少し時間ができたら取りかかるので、要るモノとして置いておいてはみたものの、気がつけば「そんな感じ」の山ができてしまう。または机上に置いてはおけないので、「そんな感じ」の塊がキャビネットに増殖することになったりします。

これを「行動をするものとしないもの」に分けてみるとどうでしょう。

これだけでもスッキリしますが、さらに行動をしないものは、本当に保管する必要があるものだけを保管する。また行動するものは具体的な行動を考える。こうすると「そんな感じ」の山はキレイにすることができます。(GTDを実践されている方にはこのあたりは「九九算」のようにパパッと仕分けられると思います)

ここでのポイントは、考えることを避けて「そんな感じ」のまま置いておくと、それが頭の片隅に残ったままになり、結果、集中力も散漫になり生産性を下げてしまう点です。

GTDは、頭から「そんな感じ」を排除し、スッキリした頭で集中して生産性を高めるためのプログラムです。

「そんな感じ」の塊を残したまま新年度を迎えないように、この年度末はGTDセミナーで心機一転、スッキリしてみてはいかがでしょうか。