セミナーレポート

桜の季節、新たなスタートに向けて

日本では多くの会社で4月から新年度スタートというのが多いのではないでしょうか。

a0960_006405会社だけでなく、入学式や新入社員としてのスタートなどいろいろな人が新たにスタートする時期ですね。

そのような新たなスタートを順調にすすめるために、セミナーで良く質問をいただく「プロジェクト」について少し触れてみたいと思います。

まず前提となることをお伝えします。

GTDの5つのフェーズではまず「集める」で気になっていることや、新たに発生してきた案件など、いろいろな事をまず集めます。

次に「仕分ける」で、集めたものを「行動できるかどうか」、行動できるとしたら「次にとるべき行動は何か」と仕分けます。そして、複数の行動が必要なものについては「プロジェクト」として「望んでいる結果」は何かを明確にしておきます。

そこでこのプロジェクトに関していただく質問のうちで、「『望んでいる結果』」に至るまでの行動を全部洗い出しておく必要はないのか?」という質問に関して、例を使って考えてみたいと思います。

例えば気になることとして、「ゴールデンウィークの旅行」ということを取り上げてみましょう。a1380_000247

ゴールデンウィークの旅行について考えるとなると、自分と家族のスケジュールを調べる、行き先候補を調べる、銀行口座の残高を確認して予算繰りを立てるなど、いずれにしても何らかの行動は必要になりそうですね。また一つの行動で終わらないので、「プロジェクト」になるわけですが、「望んでいる結果」も「旅行に行って帰ってくる」という設定もできますが、シンプルにして「旅行の行き先を決める」とします。(いろいろ疑問が出てくるかもしれませんが、そのあたりのさらに詳しい内容はセミナーで)

ここで先程の質問に戻りますと、「旅行の行き先を決める」までの「道のり」を明確にしておく必要は無いのかということですが、イエスかノーかで答えるとするとノーです。まずは「次に取るべき行動」と「望んでいる結果」をクリアにしておけば十分です。また「望んでいる結果」につては「要は何をしたいのか」と、置き換えてもらってもいいでしょう。

この「次に取るべき行動」と「望んでいる結果」の二点だけを明確にしておけば良い理由をここでは二つだけあげておきます。

一つは最初の「次に取るべき行動」をおこなってみたら状況が変わるかもしれないということ。たとえば、候補先を調べてみたらゴールデンウィーク価格で資金繰りが必要になるかもしれませんし、今まで気にしていなかったリゾートが目に入り、更にいろいろ調べてみる必要が出てくるなんていうこともあるかもしれません。a1150_000938

二つ目は、一つ目のことにも関連しますが、あまりガチガチに「道のり」を決めておいても、変更になったらメンテナンスがまた大変になります。この手の「プロジェクト」は人によっても変わりますが、50個くらいリストになっていても全く問題ありませんし、もっと多くても普通です。ゴールデンウィークの旅行だけを四六時中考えるわけではありませんので、「次に取るべき行動」が明確になっていて、要は何をしたいのかの「望んでいる結果」が目録として並んでいる方が実践的でメンテナンスも楽です。a0960_002947

重要なのは、刻々と変わる状況に合わせてレビューができているかどうかです。「道のり」をガチガチに作るのにエネルギーをかけて、それはそれで達成感はあるかもしれませんが、作った時点から修正が必要になる場合があるのも現実です。a0960_005900

「プロジェクト」は要は何をしたいのかを「望んでいる結果」として簡単なリストにすること、「次に取るべき行動」は自分にとってより具体的で目に見えるような行動に落とし込んでおくこと。この二つを気軽にレビューすること。これだけで、随分ものごとがはかどると思います。

「プロジェクト」に関してはセミナーで他にも質問をいただいたり、アドバイスを差し上げていますが、まずは上記の点を実践してみてください。

過去のセミナーの様子